【マイクラ】OP権限(オペレーター権限)を与える方法【サーバー運営】

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【マイクラ】OP権限(オペレーター権限)を与える方法【サーバー運営】

この記事ではマイクラのプレイヤーにOP権限を与える方法について詳しく解説します。この記事の内容は次の様な方におすすめできます。



▼この記事がおすすめの人

  • プレイヤーにOP権限を与える方法が知りたい
  • マイクラサーバーの運営方法について調べている
  • 他にもマイクラで役立つゲーム知識があれば知りたい
マイクラのサーバー構築やマルチプレイに関する全体的な情報は「マイクラでマルチプレイをする方法」の記事からご覧ください。

▼この記事を書いたひと

フリーランスみやしも(@miyashimo_blog)です。プログラミングやWebサイト制作に関するITの情報を幅広くお届けしていきます。

マイクラのOP権限とは?

マイクラのOP権限(オペレーター権限)とはサーバーの特定のプレイヤーに付与できる「管理者権限」のことです。



OP権限を持つプレイヤーは通常のプレイヤーでは使用できないコマンドを使える様になり、サーバーやプレイヤーに関するより多くの作業ができます。

OP権限でできること

OP権限を持ったプレイヤーができることには例えば以下があります。



▼OP権限でできること

  • ゲームモード: gamemodeコマンドを使って自分や他のプレイヤーのゲームモードを自由に変更できます。
  • ワールドの操作: giveコマンドでプレイヤーにアイテムを配布したり、summonコマンドでモブを出現させたりワールドの状態を自由に操作できます。
  • プレイヤーの管理: kick、ban、whitelistコマンド等を使ってサーバーに対するプレイヤーのアクセス制御ができます。
上記の様なことからOP権限は、サーバー管理者やゲームマスターといった特別な立ち位置のプレイヤーが持つのが一般的です。

OP権限のレベルについて

OP権限には4段階のレベル設定があり、サーバーの管理者はプレイヤーにどのレベル権限を与えるか自由に選択できます。レベルごとの違いとしては大きく以下の様になります。



▼OP権限のレベル

  • レベル1: tellやlistなどの一般的なコマンドが使える。
  • レベル2: gamemode、weather、item、timeなどゲーム環境に関わる多くのコマンドが使える。
  • レベル3: op、kick、banなどプレイヤー管理にコマンドが使える。
  • レベル4: 全てのコマンドが制限なしで使用可能になる。
OP権限はレベルによってできる事が大きく変わっていきます。OP権限を与えるプレイヤーの目的や役割に合わせてレベルを設定しましょう。

プレイヤーにOP権限を与える方法3つ

ここからプレイヤーにOP権限を与える方法を具体的に3つ紹介していきます。

方法①:サーバーコンソールからコマンドを実行する

マイクラではサーバーコンソールからコマンドを実行することでプレイヤーのOP権限を操作できます。



サーバーコンソールはマイクラのサーバーを管理・操作するために使用するインターフェースであり、通常はサーバーの管理者がマイクラを構築したサーバーにアクセスして使用します。



サーバーコンソールでは具体的にopコマンドを使うことで対象プレイヤーに権限を付与できます。また反対にdeopコマンドを使えば対象プレイヤーの権限を剥奪できます。



▼コマンド

# 対象のプレイヤーにOP権限を与える
op <プレイヤー名>

# 対象プレイヤーのOP権限を剥奪する
deop <プレイヤー名>

方法②:サーバーの「ops.json」ファイルを編集する

マイクラサーバーには「ops.json」というプレイヤー権限を管理するためのファイルがあり、このファイルを直接編集することでプレイヤーの権限が操作できます。



ops.jsonはJSONというフォーマットで書かれており、以下の様に{}の中に情報を書き込む形でプレイヤーごとの権限を表現していきます。



▼ops.json

[
  {
    "uuid": "プレイヤーのUUID",
    "name": "プレイヤー名",
    "level": 4,
    "bypassesPlayerLimit": false
  }
]



またops.jsonで複数のプレイヤーの情報を扱う場合は、次の様に{}をカンマ記号でつなぎます。



▼ops.json

[
  {
    "uuid": "プレイヤーのUUID",
    "name": "プレイヤー名",
    "level": 4,
    "bypassesPlayerLimit": false
  },
  {
    "uuid": "プレイヤーのUUID",
    "name": "プレイヤー名",
    "level": 4,
    "bypassesPlayerLimit": false
  }
]



JSONの{}内に記載する情報には以下の4つがあります。

①uuid(必須)

プレイヤーのUUID。UUIDはMinecraftユーザーに割り振られる固有のIDでありNameMCで自分のMinecraftユーザー名を検索すれば調べられます。

②name(必須) プレイヤーのMinecraftのユーザー名。
③level プレイヤーに与える権限レベル。権限のレベルは1~4の数字を指定します。
④bypassesPlayerLimit サーバーのプレイヤー上限を超えてログインできるかどうかを制御するオプション。
ops.json

JSONのフォーマットは正しく守る必要があり、フォーマットが崩れていると内容が正しく反映できないので注意しましょう。フォーマットのチェックにはJSONフォーマットチェックも使えます。

ops.jsonの内容はサーバー起動時に反映されます。ops.jsonを編集したら必ずサーバーを再起動させる様にしましょう。

方法③:マイクラのゲーム画面からコマンドを実行する

プレイヤーがOP権限を持っている場合は、マイクラのゲーム画面からコマンドを実行することで権限が操作できます。



▼コマンド

# 対象のプレイヤーにOP権限を与える
op <プレイヤー名>

# 対象プレイヤーのOP権限を剥奪する
deop <プレイヤー名>



ただし上記の方法では権限レベル3以上のプレイヤーが1人以上必要です。またopが設定されたプレイヤーには自動的に権限レベル4が設定されてしまうので、権限のレベルも細かく調整したい場合には向かない方法です。

そもそもOP権限を持つプレイヤーが居ない場合や、権限レベルを細かく操作したいという場合は、先に挙げたops.jsonを編集する方法がおすすめです。

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この記事のまとめ

この記事ではマイクラのプレイヤーにOP権限を与える方法について詳しく解説していきました。



いずれの情報もマイクラのマルチプレイや、マイクラサーバーの運営などの目的でご活用いただきたい情報です。



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