Rustのマルチサーバーの建て方を5ステップで徹底解説

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Rustのマルチサーバーの建て方を5ステップで徹底解説

PCゲーム『Rust(ラスト)』のマルチサーバーの建て方について詳しく解説します。この記事は次の方におすすめできる内容です。



▼この記事がおすすめの方

  • Rustでマルチプレイを実現する方法が知りたい
  • Rustのサーバーを構築する具体的な手順を確認したい
  • 初めてでも簡単にサーバー構築できる方法があれば知りたい



上記にお応えするためにも今回は、初心者でも簡単に利用ができるConoHa for GAMEを実例にサーバー構築の手順を解説します。



▼公式サイト

ConoHa for GAME

この記事を読めば約10分でRustのマルチプレイを始める事ができますよ。沢山の画像を使って解説しますので、初めてでも安心して読み進めて欲しい内容です。

▼この記事を書いたひと

フリーランスみやしも(@miyashimo_blog)です。プログラミングやWebサイト制作に関するITの情報を幅広くお届けしていきます。

Rustマルチサーバー構築の全体像を解説

まずはマルチサーバーの仕組みや実際の構築で必要になる物など、Rustのマルチサーバーに関する全体的な情報から確認していきましょう。

マルチサーバーの利用イメージ

今回構築するRustのマルチサーバーのイメージを図にすると次の様になります。

「マルチサーバー」のイメージ

今回のRustをはじめPCゲームで利用される「マルチサーバー」とは、マルチプレイの実現環境を担ったサーバーのことです。



マルチサーバーとはプレイヤーから独立する存在であり、例えば"ワールドデータ"などのマルチプレイに必要な情報はいずれもマルチサーバー上に設置されています。



またプレイヤーはゲーム画面からマルチサーバーに接続する形でマルチプレイに参加します。基本的にサーバーが稼働する限りは、いつでも接続して遊ぶことができます。

このためマルチサーバーを自分で構築して運用すれば、24時間いつでも遊べるプライベートなマルチプレイ環境が実現可能になります。

Rustのマルチサーバーを構築する方法

上記で解説したマルチサーバーの構築には『VPS』が利用できます。



VPSとはいわゆるレンタルサーバーのことで、利用すれば自分だけの"サーバー"を貸してもらう事ができます。またVPSはカスタマイズ性が高く、メモリをはじめサーバー性能を自由に選択する事もできます。



このためVPSを利用していくことで、ゲームタイトルや推奨スペックに合った適切なPCゲームサーバーが構築可能となります。



VPSにも様々なサービスがありますが、Rustのマルチサーバーで利用するなら、冒頭でも登場したConoHa for GAMEがおすすめです。

引き続き、Rustのサーバー構築でConoHa for GAMEがおすすめな理由を確認していきましょう。

ConoHa for GAMEをおすすめする理由

Rustのマルチサーバー構築でConoHa for GAMEをおすすめする理由は以下の通りです。



▼ConoHa for GAMEをおすすめする理由

  • サーバーが自動構築できる「ゲームテンプレート」の仕組みがある
  • ゲームテンプレートを使えば他のPCゲームサーバーへの転用もできる
  • 国内のサービスなので日本語のマニュアルが整備されている



大きな理由にはConoHa for GAME独自の『ゲームテンプレート』の存在があります。

ConoHa for GAME

本来VPSを使ったサーバー構築とはPCやネットワークの知識が求められる難しい作業です。しかしConoHa for GAMEのゲームテンプレートはいずれの作業も自動化した仕組みであり、利用すればWebサイトの項目を選ぶだけで簡単にサーバー構築を終わらせることができます。

ConoHa for GAMEの利用イメージ

このためConoHa for GAMEのゲームテンプレートを利用すれば知識ゼロでもマルチサーバーの構築が可能になります。実際にやることはかんたんで、初めての方でも約10分あればマルチサーバーを建てることができます。



以上の理由からRustのマルチサーバー構築にはConoHa for GAMEがおすすめできます。例えば「Rustのマルチプレイをいち早く実現したい!!」「サーバー構築で難しいことはしたくないな...。」という方はConoHa for GAMEを利用すると良いでしょう。



▼公式サイト

ConoHa for GAME

マルチサーバー構築の全体としては以上です。本記事では引き続き、ConoHa for GAMEを使った具体的なサーバーの建て方を解説していきます。

Rustのサーバーの建て方を5ステップで解説

ここからは実際にConoHa for GAME使ったRustのサーバーの建て方を解説していきます。今回は次の5ステップに分けて解説を行います。



▼マルチサーバーの建て方[5ステップ]

  1. サーバーの申込み画面に移動する
  2. プランを選択する
  3. アカウントの情報を入力する
  4. 支払い方法を入力する
  5. サーバーを構築する(自動構築)



また今回の解説では、Rustが利用できる以下の料金プランが前提になります。



▼料金プラン

  • タイトル:Rust
  • メモリ:4GB
  • 価格:月額3,968円(税込)

手順①:サーバーの申込み画面に移動する

まずはConoHa for GAMEの公式サイトからサーバーの申込み画面に移動します。公式サイトには以下からアクセスできます。



▼公式サイト

ConoHa for GAME



ConoHa for GAMEの公式サイトを開いたら、まずは画面の少し下にある[お申し込み]ボタンをクリックします。

Rustのサーバーの立て方_申し込み画面に移動する_1

続く画面では、左側の"初めてご利用の方"の欄でメールアドレスとパスワードを入力して「次へ」ボタンをクリックします。

Rustのサーバーの立て方_申し込み画面に移動する_2

するとConoHaのアカウントが作成されるのと同時に、サーバーの申し込み画面に移動することができます。

Rustのサーバーの立て方_申し込み画面に移動する_3
上記の通りサーバーの申し込み画面を開くことが出来たら次のステップに進みましょう。

手順②:プランを選択する

サーバーの申し込み画面を開いたら、まずはプランを選択していきます。

Rustのサーバーの立て方_プランを選択する_1

上記の通りプラン選択の画面には様々な項目が並んでいますが、ここでは次の4つを順番に入力していけばOKです。



▼入力項目

①イメージタイプ

サーバーに利用するテンプレートを選択します。今回の目的の通り「Rust」を選択しましょう。

②料金タイプ

「長期割引パス」か「時間課金」のいずれかを選択します。基本料金の割引ができる「長期割引パス」を選ぶのがおすすめです。

③スペック サーバーのスペックに合わせて各種プランが用意されています。Rust推奨の「4GB」プランを選択しましょう。
④管理情報 サーバーの管理に用いる「rootパスワード」「ネームタグ」を入力します。



上記の入力内容について、引き続き順番に解説していきます。

①イメージタイプ

イメージタイプとは、冒頭でも紹介したサーバーの"テンプレート"のことです。イメージタイプは今回の目的に合わせて「Rust」を選択しましょう。

Rustのサーバーの立て方_プランを選択する_2

②料金タイプ

ConoHa for GAMEでは「長期割引パス」か「時間課金」の2種類の料金タイプを選択することができます。

Rustのサーバーの立て方_プランを選択する_3

長期割引パスと時間課金それぞれの詳細については以下の通りです。

①長期割引パス 数か月分の料金を事前に支払うことで、サーバー料金を割引できる長期利用向けサービス。有効期間が長いほど割引率が高くなります。
②時間課金 単月ごとにサーバー料金を支払う基本的な課金方式です。割引されないため、短期利用向けのサービスだと言えます。
料金タイプ

基本的にはサーバーの利用期間に合わせて『長期割引パス』を設定することで、よりお得にサービスが利用できます。

例えば「少なくとも数ヶ月はRustで遊ぶ予定だ!!」という方は、およその予定に合わせて『長期割引パス』の期間を考えてみましょう。

③スペック

ConoHa for GAMEでは利用するサーバーのスペック(性能)に合わせて料金プランが用意されています。ここではRustの利用条件に合わせて「4GB」以上のプランを選択しましょう。

Rustのサーバーの立て方_プランを選択する_4
Rustのサーバーを構築する場合は、最低でも4GB以上の料金プランを選択する必要があります。4GB以下だと次に進めることが出来ませんのでご注意下さい。

④サーバーの管理情報

画面の下の方で入力する[rootパスワード][ネームタグ]は、いずれも契約したサーバーの管理で必要になる情報です。

Rustのサーバーの立て方_プランを選択する_5

▼サーバーの管理情報

①rootパスワード 契約したサーバーにログインするための情報。ConoHa for GAMEで構築したRustのサーバー管理で必要になります。
②ネームタグ 契約したサーバーを識別するための情報。基本的には自由な名前をつけることが出来ます。
上記の『rootパスワード』はマルチサーバーのログインで必要になります。後々のサーバー運営で困らないためにも、rootパスワードの内容は忘れずに控えておきましょう。

以上の入力ができたら、最後に画面右側にある[追加]ボタンをクリックします。

Rustのサーバーの立て方_プランを選択する_6
すると入力した内容でサーバーの申し込みが行われて、次のステップに進むことができます。

手順③:アカウントの情報を入力する

プランの選択ができたら、続けてConoHaのアカウント情報を入力していきます。

Rustのサーバーの立て方_アカウントの情報を入力する_1

ここでは他のWebサービスと同じように、次の必須項目に順番に情報を入力していけばOKです。

▼必須項目
種別(個人or法人)・氏名・生年月日・国・郵便番号・都道府県・市区・町村番号

上記の必須項目に入力したら[次へ]をクリックしましょう。すると入力した情報が登録されて、次の画面に進むことができます。

Rustのサーバーの立て方_アカウントの情報を入力する_2

続く画面ではConoHaのアカウントに対する電話/SMS認証の手続きを行います。電話/SMS認証とは電話番号を利用して行われる"本人確認"のことです。

Rustのサーバーの立て方_アカウントの情報を入力する_3

ConoHaの本人確認のやり方はかんたんで、電話番号を入力した状態から[SMS認証]か[電話認証]のどちらかを選択するだけでOKです。それぞれ選択した方法にしたがって本人確認を行うことができます。

Rustのサーバーの立て方_アカウントの情報を入力する_4

▼電話/SMS認証

①SMS認証 電話番号に送られてきた4桁の番号をConoHaの画面に入力する
②電話認証 入力した電話番号に電話がかかってくるので、ConoHaの画面に表示される4桁の番号を電話機に入力する
上記2通りの方法で本人確認を済ませたら次のステップに進むことができます。

手順④:支払い方法を入力する

続くステップでは支払い方法の入力を行います。

Rustのサーバーの立て方_支払い方法を入力する_1

ConoHa for GAMEでは主な支払い方法にクレジットカードが選択できます。ただし"ConoHaチャージ"というプリペイド形式の方法を選択すれば、クレジットカード以外の方法でも支払いができます。

Rustのサーバーは継続して稼働させる必要があります。基本的には支払いミスによるサーバー停止の恐れがない、クレジットカードの利用がおすすめです。

支払い方法の入力を行ったら、最後に画面下にある[お申し込み]をクリックしましょう。

Rustのサーバーの立て方_支払い方法を入力する_2
するとConoHa for GAMEに対するサーバーの申し込みが行われて、次のステップに進むことができます。

手順⑤:サーバーを構築する(自動構築)

申し込みを実行すると、サーバーリストの画面に移動するのと同時にRustのサーバー構築が始まります。



サーバーリストには自分が契約したサーバーが並んでいますが、ステータスが『構築中』になっている間はConoHa for GAME側でサーバー構築が行われています。完了には少しだけ時間がかかりますので、しばらく待機しましょう。

Rustのサーバーの立て方_サーバーを構築する(自動構築)_1

ステータスが『起動中』に変わったら、申し込みをしたサーバーが利用できる様になります。

Rustのサーバーの立て方_サーバーを構築する(自動構築)_2
以上でConoHa for GAMEを使ったRustのサーバー構築は完了です。また、以降はRustのゲーム画面からサーバーに接続して、マルチプレイで遊ぶことができます。
ここまでの作業ひとまずお疲れ様でした。引き続き、構築したマルチサーバーに接続する方法を確認していきましょう!

Rustのマルチサーバーに接続する方法

ここからはConoHa for GAMEで構築したRustのマルチサーバーに接続する方法を解説していきます。

手順①:IPアドレスを確認する

初めに自分が構築したサーバーの『IPアドレス』を確認しましょう。IPアドレスは先ほどにも登場した、サーバーリストの画面から確認できます。

Rustのサーバーの立て方_IPアドレスの確認方法
上記で確認できる『IPアドレス』はRustのゲーム画面からマルチサーバーに接続したり、他のプレイヤーを招待する際に必要です。後ほど困らないためにもメモ帳を使って忘れずに控えておくと良いでしょう。

手順②:マルチサーバーに接続する方法

Rustのゲーム画面からマルチサーバーに接続する方法を解説します。



まずは通常のゲームプレイと同じようにRustを起動させ、ゲーム開始画面で[F1]キーを押してコンソール画面を開きます。

Rustのサーバーの建て方_サーバー接続する方法①

コンソール画面を開いたら、続けてサーバー接続用のコマンドを入力して実行します。

▼実行するコマンド
client.connect [IPアドレス]:28015
※[IPアドレス]の部分を接続するサーバーのIPアドレスに置き換えてください
※ポート番号は上記に記載されている28015のままでOKです
Rustのサーバーの建て方_サーバー接続する方法②

上記の様にコマンドを実行するとIPアドレスのマルチサーバーに対して接続が行われます。またコマンドの実行後であれば、コンソールは閉じても問題ありません。サーバーの接続には時間がかかりますので、しばらく待機しましょう。

Rustのサーバーの建て方_サーバー接続する方法③

以上の操作を行い、マルチサーバーへの接続が上手くいくとゲームを開始する事ができます。

Rustのサーバーの建て方_サーバー接続する方法④
Rustのマルチサーバーに接続する方法は以上です。以降は接続したマルチサーバー内で自由にゲームを楽しむことができます。

手順③:他のプレイヤーを招待する方法

他のプレイヤーがマルチプレイに参加する方法も同じで、基本的にはRustのゲーム画面からコマンドを実行する必要があります。

このため他のプレイヤーを自分のマルチサーバーに招待しようと思ったら、IPアドレス(コマンド)と操作手順を合わせて伝えてげると良いでしょう。

Rustサーバー構築のよくある質問

このほかRustのサーバー構築に関する"よくある質問"をまとめて紹介します。

Rustのマルチサーバーを構築する方法は?
RustをはじめPCゲーム用サーバーの構築では「VPS」を利用するのが一般的であり、自動化の仕組みが提供されているサービスを使うと作業が簡単です。自動化の仕組みにはConoHa for GAMEの「ゲームテンプレート」が代表的です。
RustのPC版はクロスプレイに対応している?
RustのPC版はクロスプレイには対応していません。例えばPS4版やXbox版など、異なるプラットフォーム間でのマルチプレイは出来ませんのでご注意ください。
マルチサーバーには何人まで接続できる?
マルチサーバーに接続できる人数はデフォルトで50人ですが、スペックが不足していると接続人数によってサーバーの動作が不安定になることもあります。例えばメモリが4GBなら10人以内でのゲームプレイが目安になります。
Rustのマルチサーバーに接続する方法は?
コンソール画面で『client.connect IPアドレス:ポート番号』を実行すると、IPアドレスに対応したマルチサーバーに接続できます。コンソール画面は[F1]キーを押すと開く事ができます。

この記事のまとめ

この記事ではPCゲーム『Rust』のマルチサーバーの建て方について詳しく解説しました。



▼マルチサーバーの建て方[5ステップ]

  1. サーバーの申込み画面に移動する
  2. プランを選択する
  3. アカウントの情報を入力する
  4. 支払い方法を入力する
  5. サーバーを構築する(自動構築)


▼公式サイト



いずれもRustのマルチサーバー構築や、マルチプレイの実現のためにご活用いただきたい情報です。



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