VPNとは?意味やできる事を分かりやすく解説する

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VPNとは?意味やできる事を分かりやすく解説する
VPNって話に良く聞くけど一体どんなものなの?具体的に何ができるの?誰か詳しく教えてください!!
お任せください。VPNの意味やできることについて、この記事で詳しく解説していきます!!

上記の通り今回は「VPN」の意味や役割、このほか実際にVPNを使って出来ることを初心者にも分かりやすく解説していきます。この記事の内容は次の方におすすめできます。



▼この記事がおすすめの人

  • VPNとは一体なんなのか知りたい
  • VPNの意味や役割について詳しく確認したい
  • VPNの具体的な用途があれば詳しく知りたい
YouTubeやSNSでVPNの存在は知りつつも「何ができる物なのかさっぱり!!」という方も多いと思います。今回は初心者にも分かりやすくかみ砕いて説明していきますので、VPNが気になっている方はこの機会にぜひご覧下さい。

▼この記事を書いたひと

フリーランスみやしも(@miyashimo_blog)です。プログラミングやWebサイト制作に関するITの情報を幅広くお届けしていきます。

VPNとは?意味や利用方法を解説

VPNとは

今回解説する『VPN』は仮想プライベートネットワーク(Virtual Private Network)を略した言葉であり、インターネット上で安全な通信を可能にするための技術です。



VPNを利用すれば自分専用のネットワーク回線を使うことができ、例えば公共のWi-Fiなどのオープンな環境でも通信データを誰にも盗み見られることなく安全なインターネット接続が実現できます。

そんなVPNは外出先でも安心してインターネットを利用したいと考える旅行者リモートワーカーから支持を集めています。

封筒に例えると分かりやすい

VPNについてまだまだイメージを持ちづらい方も多いと思いますが、VPNは「封筒」に例えると分かりやすいです。



例えば手紙で重要な情報を送ろうとした場合。ハガキなどの紙に直接書いては途中で誰かに盗み見られたり中身を書き換えられる可能性があります。このため重要な情報を送ろうとするほど好ましい方法とは言えなくなります。



しかし封筒に入れて送れば誰にも中身を見られない様に保護しつつ安全に手紙を送ることができます。また通常と異なる独自の配送ルートにすればより安全になりますし、差出人の住所を書かなければより高い匿名性で送ることもできます。

VPNもまたインターネット上に自分だけのネットワーク回線を確立することで、データを保護しつつ安全なルートで通信するための仕組みだと説明できます。

VPNの機能や役割について

VPNを「封筒」に例えて説明しましたが、実際には次のような機能や役割を持ちます。



▼VPNの機能や役割

  • セキュリティ対策:
    VPNは「暗号化」によって送受信するデータを常に保護してくれます。このため盗聴やデータ漏洩のリスクを減らすことができます。例えば公共のWi-Fi環境でも、安心して個人情報にアクセスしたり重要なファイルを送信できます。
  • プライバシーの保護:
    VPNを利用すれば実際のIPアドレスが隠され、代わりにVPNサーバーのIPアドレスが割り当てられます。すると第三者は自分がどこからインターネットに接続しているのか分からなくなり、結果として自身のプライバシーを保護することができます。
  • 地理的制限の回避:
    VPNでは利用者の地理的情報も隠してくれます。これにより地理的制限によってアクセスが制限されている海外のWebサイトやサービスにもアクセス可能になります。反対に海外に居ながら日本のサイトにアクセスすることも出来ます。
以上のように「VPN」には、安全なインターネット環境を実現するのはもちろん、インターネット利用の幅を広げるという点にも利用する大きなメリットがあります。記事の後半ではVPNを使ってできることも紹介しますので、合わせて確認してみましょう。

どうすればVPNを使える?

VPNは以前まではセキュリティ対策のために企業を中心に利用されることが多いサービスでしたが、現在は「NordVPN」などのWebサービスを通じて個人でも手軽に利用することが可能です。



使い方はとても簡単。プランに契約してPCやスマホなどの端末にアプリを導入するだけで利用を開始できます。例えば工事をして物理的に線を引いたり、専用の機材を用意する必要もありません。

VPNはあくまで"仮想的"な回線なので必要な時に必要な期間だけ利用できるのが大きな魅力です。例えば海外旅行や出張など、外出先でも頻繁にインターネットを利用する方におすすめできます。

VPNを使って出来ることは?具体例3つを解説

VPNを使って出来ること

ここからはVPNを使って出来ることを順番に紹介していきます。

①公共のWi-Fiでインターネットを使う

VPNを利用すれば公共のWi-Fiでも安心してインターネットが使えるようになります。



公共のWi-Fiは無料でインターネットが利用できるのでとても便利です。しかし誰でも利用できることから、例えば通信データを誰かに盗み見られるリスクがつきまといます。このため対策なしで利用するのは個人情報が流出する恐れもあり大変危険です。



しかしVPNを使用すれば通信データが暗号化されるため、通信データを守りつつ安心してインターネットが利用できます。

VPNを利用する代表的な使い方です。例えば海外旅行や出張、リモートワークなどの目的で外出先から頻繁にインターネットを利用するという方は利用がおすすめできます。

②海外のWebサイトにアクセスする

VPNを利用すれば海外のWebサイトにアクセス可能になります。



VPNは自身のIPアドレスや地理的情報を隠してくれるとお伝えしましたが、この特性を利用すれば通常は日本からアクセスできない海外のWebサイトやWebサービスにもアクセスできます。



また反対に、海外にいながら日本のコンテンツを楽しむ事もできます。

外出時にいつも見ているサイトやサービスが利用できないと困る事も多いと思います。海外旅行や出張を控えている方は利用する大きなメリットがあります。

③固定IPアドレスを取得する

VPNを利用すれば固定IPアドレスを取得することも可能です。



恒久的なアドレスである固定IPアドレスを所有していれば、例えばIPアドレスでアクセス制限がかけられたサーバーやサービスでも、VPNサーバーを通じてどこからでもアクセス可能にできます。



またVPNならVPNサーバーを経由して固定IPアドレスを使用できるので、実際のIPアドレスや地理的情報を第三者に知られる心配もありません。

固定IPアドレスは一般的な用途ではほとんど必要としません。しかしプログラミングやWeb制作など一部の分野で必要になる場合があります。ビジネス目的の方にとって覚えておいて損はない情報です。

この記事のまとめ

今回はVPNの意味やできることについて詳しく解説していきました。



いずれも海外旅行や長期出張の予定がある方、外出先で安全にインターネットを利用したい方など、VPNの利用を検討している方にご活用いただきたい情報です。



このほか当ブログではパソコン作業で役立つ情報を多数掲載しています。あわせてご活用くださいませ。



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今回は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!