Excel(エクセル)で文字数をカウントする方法は?初心者にやさしく解説する
上記の通り今回は「Excel(エクセル)」で文字数をカウントする方法を詳しく解説します。初心者にも分かりやすく解説していきますので、初めての方も安心して読み進めてみて下さいね。
▼この記事を書いたひと
フリーランスみやしも(@miyashimo_blog)です。プログラミングやWebサイト制作に関するITの情報を幅広くお届けしていきます。
Excelの文字をカウントする関数2つを解説
エクセルは「セル」ごとに情報を入力していく表計算ソフトですが、セルの文字を数えるには「関数」を使った方法が一般的です。ここでは文字のカウントに使われるLEN関数とLENB関数の2つを解説します。
①LEN関数|セルの文字数をカウントする
LEN関数は引数に与えられた文字列の文字数を返すシンプルな関数です。
=LEN(文字列)
LEN関数の引数にはダブルクオーテーション""で囲んだ文字列を渡しても文字数を数えることができますが、文字数をカウントするセルを指定するのが一般的な使い方です。例えばセルB2の文字数をカウントする場合の数式は次の様になります。
LEN関数では「スペース」を区別することはできず、半角スペースや全角スペースも1文字としてカウントされる仕様です。記事の後半ではスペースを除いた文字数のカウント方法も解説していきます。
②LENB関数|セルのバイト数をカウントする
LENB関数は文字列のバイト数を返す関数です。
=LENB(文字列)
コンピューター上では半角文字なら1バイト、全角文字(日本語)なら2バイトといった風に、文字の種類によって必要なバイト数が変わります。エクセルのLENB関数はこの様な文字列のバイト数をカウントする関数であり、同じ文字列でもLEN関数とLENB関数では結果が異なっていきます。
Excel文字数カウントの応用テクニックを解説
ここからはエクセルの関数を使った応用的な文字数カウントの方法について解説します。
応用①: スペースを除いて文字数をカウントする
これまでの解説の通りLEN関数はスペースも1文字として扱う仕様です。しかしSUBSTITUTE関数と組み合わせるとスペースを除いて文字数をカウントできる様になります。
=SUBSTITUTE(文字列, 検索文字列, 置換文字列, [置換対象])
SUBSTITUTE(サブスティテュート)関数は文字列に含まれる特定の文字列を別の文字に置き換える関数であり、LEN関数と組み合わせることでスペースを削除した状態の文字数をカウントできます。以下は半角スペースを取り除いて文字列をカウントする例です。
SUBSTITUTE関数の検索文字列を変えれば他の文字を削除することも可能です。例えばハイフンなどの記号を削除したい場合など、文字数をカウントする目的に合わせて使い分けてみましょう。
応用②: 複数のセルから文字数の合計を出す
複数のセルから文字数の合計を算出する場合は「SUM関数」を使って実現することができます。
=SUM(合計範囲)
セルの文字数をカウントする目的では「全てのセルの合計値を出したい」という場合も多いと思います。この様なケースでは上記の様に合計用のセルを用意したうえでSUM関数を利用すると良いでしょう。
この記事のまとめ
今回は「Excel(エクセル)」で文字数をカウントする方法について解説していきました。
また「みやしもツールズ」では入力したテキストの文字数を数える「文字数カウント」も用意しています。今回の内容と合わせてご活用くださいませ。
このほか当ブログではパソコン作業で役立つ情報を多数掲載しています。あわせてご活用くださいませ。
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