Webブラウザとは?種類やできることを解説する
上記の通り今回はWebブラウザについて詳しく解説していきます。この記事は次の方におすすめできる内容です。
▼この記事が向いている人
- Webブラウザのことを改めて理解したい
- Webブラウザでできることや用途が知りたい
- Webブラウザの上手な活用方法があれば確認したい
▼この記事を書いたひと
フリーランスみやしも(@miyashimo_blog)です。プログラミングやWebサイト制作に関するITの情報を幅広くお届けしていきます。
Webブラウザとは?
Webブラウザとはインターネットを通じてウェブページを閲覧するために使うソフトウェアのことです。Webブラウザを使って情報を検索したり、ウェブページを閲覧する行為のことは「ウェブブラウジング」とも呼びます。
普段からPCやスマホで行っているウェブページの閲覧は、いずれもWebブラウザによって行われています。そんなWebブラウザは、日常的にインターネットを利用する現在においては必要不可欠なソフトだと言えます。
Webブラウザの機能
Webブラウザには一般的に以下の機能が備わっています。
ウェブページの表示 |
ウェブページやウェブサイトを閲覧するための機能。Webブラウザの主な機能であり、検索エンジンで検索したりアドレスバーにURLを打ち込む形で任意のサイトにアクセスできます。 |
タブブラウジング | 複数のWebページを異なるタブで同時に開くことができる機能。タブブラウジングを利用すれば複数のコンテンツを効率的に閲覧できます。 |
履歴 | 閲覧したウェブページの履歴を残しておく機能。自分が訪れたウェブページの場所を忘れてしまっても、履歴をたどれば簡単に見つけられます。 |
ブックマーク |
お気に入りのウェブページを保存しておくための機能。ブックマークを利用すればウェブページが簡単に開ける様になり、効率的にウェブブラウジングが行えます。 |
以上がWebブラウザの代表的な機能です。普段のインターネット利用においては意図せずして使っている機能も多いと思いますが、いずれもWebブラウザによって実現しています。
標準のWebブラウザ
Webブラウザはインターネットの利用において必要不可欠なソフトだとお伝えしましたが、このためにもWindows・MacなどのPCには標準でWebブラウザが搭載されています。
ここでOS標準のWebブラウザについて確認してみましょう。
OS | Webブラウザ |
---|---|
Windows |
Windows9以前:Internet Explorer |
Mac | Safari |
WebブラウザはPCに標準搭載されているという背景もあり、パソコン初心者の方はOS・Webブラウザの存在を混同されがちです。正しく使い分けるためにもOS・Webブラウザの違いを理解しておきましょう。
代表的なWebブラウザ4つ
ここからは代表的なWebブラウザについて順番に紹介していきます。
1.Google Chrome
「Google Chrome(グーグルクローム)」はGoogleが開発したWebブラウザです。ChromeはWindowsやMacなどのPC、各種スマホから利用可能です。また高速で使いやすいという特徴から、多くのユーザーに人気があります。
ChromeにはGoogleアカウントを使ってログインすることができ、ブックマーク・履歴・パスワードなどの情報を他の端末にも簡単に同期できます。また拡張機能と呼ばれるプラグインの仕組みを使えば、目的に合わせた様々なカスタマイズが行えます。
2.Safari
Safari(サファリ)はAppleが開発したWebブラウザです。Safariは同社のiOSが搭載されたiPhoneやiPadなどの端末、macOSが入ったPCで使用することができます。
SafariにはApple IDを使ってログインすることができ、ブックマーク・履歴・パスワードなどの情報を他の端末にも簡単に同期できます。また機能拡張と呼ばれるプラグインの仕組みを使えば、目的に合わせて様々なカスタマイズを行うことができます。
3.Microsoft Edge
「Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)」はMicrosoftが開発したWebブラウザです。Windowsでは10以降から標準のWebブラウザとして利用できます。
EdgeはMicrosftアカウントでログインして使うことができ、同じアカウントでログインした他の端末とブックマークや履歴、パスワードのなどの情報を同期できます。また同社のCortana(AIアシスタント)やMicrosoft 365などの製品とスムーズに連携できる点も特徴的です。
4.Mozilla Firefox
「Mozilla Firefox(モジラ ファイアーフォックス)」はMozilla Foundationによって開発されている、フリーのWebブラウザです。フリーのWebブラウザとして歴史が長く「Firefox」の略称で親しまれています。
Firefoxは標準的なWebブラウザの機能を備えているのはもちろん、ウェブページを撮影して画像に保存できるスクリーンショット機能が便利に使えます。動作も軽量なことからインターネットユーザーからは一定の支持を得ています。また同じ開発元からリリースされているソフトウェアでは、メールソフトの「Thunderbird(サンダーバード)」も有名です。
Webブラウザを使ってできること
ここからはWebブラウザを使ってできることを順番に解説していきます。
1.ウェブブラウジング
Webブラウザを使えばインターネット上のウェブページやウェブサイトの閲覧ができます。
また記事の冒頭でも紹介しましたが、Webブラウザを使って情報を検索したりウェブページを閲覧する行為のことを「ウェブブラウジング」と呼びます。
2.Webメールを利用する
Webブラウザを使えば無料のメールサービスを使って新しいメールアドレスを作成したり、メールの送受信をすることができます。メールサービスには以下が代表的です。
▼メールサービス
上記のサービスで作成したメールアドレスはいずれもWebブラウザからメールサービスのウェブサイトを開くことで利用できますが、一方ではPCにインストールした「メールソフト」から利用することも可能です。
3.SNSを利用する
Webブラウザを利用すればSNSを使って投稿をしたり、他のユーザーとコミュニケーションを取ることができます。
SNSにはX(旧Twitter)、Facebook、Instagramなどが代表的ですが、いずれもインターネットを通じてWebブラウザから利用することが可能です。
4.Webアプリを利用する
Webブラウザを利用すればWebアプリを使って様々な作業を行うことができます。WebアプリとはWebブラウザ上で動作するアプリケーションのことです。
Webアプリには例えば以下が代表的です。
▼代表的なWebアプリ
- 文章作成・・・Googleドキュメント
- 表計算・・・Googleスプレッドシート
- スライド・・・Googleスライド
5.動画鑑賞・音楽鑑賞
Webブラウザを利用すればストリーミングサービスを利用して動画や音楽の視聴を行うことができます。ストリーミングサービスはインターネットを介して動画や音楽の視聴ができるサービスの総称です。代表的なストリーミングサービスには例えば以下が挙げられます。
▼ストリーミングサービス
6.オンライン予約・チケット購入
7.オンライン学習
Webブラウザを利用すればインターネットを利用したオンライン学習を行うことができます。オンライン学習はインターネットを使って行われる学習方法のことです。
オンライン学習で学べることや学習方法はジャンルなどによって様々ですが、いずれも次の様なWebサービスを通じて利用可能です。
▼オンライン学習サービス
8.Webプログラム開発
WebブラウザはウェブサイトやWebアプリなどのWebプログラム開発の分野でも広く使われています。
例えばウェブデザイナーやウェブ開発者といった職種では、Webブラウザを使ってウェブサイトやWebアプリのテストやデバッグ(不具合の修正)を行います。また一般のユーザーには知らな方も多いと思いますが、Webブラウザには「検証ツール」といった開発者向けの機能も備えられています。
この記事のまとめ
今回は「Webブラウザ」の概要や代表的なソフト、このほかWebブラウザを使ってできることなど、Webブラウザに関する情報を幅広くお届けしていきました。
▼代表的なWebブラウザ
- Google Chrome(グーグル クローム)
- Safari(サファリ)
- Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)
- Mozilla Firefox(モジラ ファイアーフォックス)
このほか当ブログではパソコン作業で役立つ情報を多数掲載しています。あわせてご活用くださいませ。
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