Node.jsとは?Windowsにインストールする方法をやさしく解説

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Node.jsとは?Windowsにインストールする方法をやさしく解説

この記事では「Node.js」で出来ることや、Windows10へのインストール方法について解説してゆきます。

Node.jsって何ができるの?!どうやって使うの?!そんな方にはチェックして欲しい内容です。

▼この記事を書いたひと

フリーランスみやしも(@miyashimo_blog)です。プログラミングやWebサイト制作に関するITの情報を幅広くお届けしていきます。

Node.jsとは?

Node.jsとは?

Node.jsのことを一言でいうなら「JavaScriptの実行環境」です。

導入すれば、例えば自分のパソコンやサーバーなどのブラウザ以外の環境でJavaScripが利用できる様になります。

まず初めに、プログラミング言語「JavaScript」との関係や、Node.jsで出来ることについて、詳しく解説をしてゆきます。

JavaScriptについて

JavaScriptはHTML・CSSと同じように、ChromeやFirefoxなどのブラウザ上で動作する種類のプログラミング言語です。



そんなJavaScriptは、例えば次のようにパソコン(OS)の機能をほとんど使うことが出来ないプログラミング言語となっています。



▼JavaScriptで出来ないこと

  • パソコン上のファイルを読み書きする
  • パソコン上のツールやプログラムを実行する
  • サーバー上のデータベースに直接アクセスする



最近では「Zoom」を始めとするWEB会議サービスの様に、ブラウザに仲介してもらうことでパソコンやスマホの機能(例えばカメラやマイクなど)を利用することも出来ます。とはいえ、JavaScriptから利用できるパソコンの機能はあくまで一部であり、利用するためにはユーザーの許可も必要です。いずれにしても権限の弱い、限定的な使用方法だと言えます。

ブラウザ上で動く言語なので、出来ることにも限界があります。

今回紹介する「Node.js」とは、JavaScriptの実行環境を自分パソコンやサーバー上に作ることができる様になるツールです。

利用すれば、例えばPHP・Ruby・Python・Javaといった「サーバーサイド言語」と同じ様にJavaScriptを利用する事もできます。

Node.jsで出来ることは?

Node.jsを自分のPCやサーバー上に導入すれば、例えば次のことが出来る様になります。



▼Node.jsで出来ること

  • WEBアプリケーションの開発
  • モバイル/デスクトップアプリケーションの開発
  • フロンエンドの開発環境(Gulpやwebpackなどの実行環境として)


「Node.js」は単純なJavaScriptの実行環境として、自分のパソコン・サーバーなどの環境を選ばずに導入できます。このためにもNode.jsは、アプリケーションの開発用途に限らず、フロントエンドの開発環境としても使われている、幅広い用途で利用されているツールとなっています。



JavaScriptをフロントエンド・サーバーサイド両方で利用できるため、JavaScriptを使ってWEBサービスやアプリ開発がしたい。これからJavaScriptを中心にプログラミングを学んでゆきたい、といった方には適したツールだと思います。

筆者は主に「Gulp」などの動作環境としてNode.jsを利用しています。
Node.jsはWEBアプリケーションの開発のみならず、フロントエンドの開発環境としても利用されています。導入すれば、広い用途のためにJavaScriptが利用できる様になります。

Node.jsのインストール方法

Node.jsのインストール方法

今回は【Windows10】への導入を前提に、Node.jsのインストール方法を解説してゆきます。インストールの主な流れとしては次の様になります。



▼Node.jsのインストール手順

  1. 公式サイトからNode.jsのインストーラーを入手する
  2. インストーラーを実行してNode.jsをインストールする
  3. Node.jsがインストールされたかを確認する
Node.jsが利用できるまで、5分ほどで完了できる内容です。

STEP.1 公式サイトからNode.jsのインストーラーを入手する

Node.jsを導入するためにも、まずはそのインストーラーを入手してゆきます。インストーラーはNode.jsの公式サイトから入手できます。



Node.js公式サイト:https://nodejs.org/en/



Node.jsの公式サイトにアクセスすると、OSに対応したインストーラーが表示されるので、そのままダウンロードします。

Node.jsインストール1
公式サイトからNode.jsのインストーラーを入手する
今回は執筆時点でのWindows64bit版対応の最新バージョン、かつ安定版(LTS)の『14.16.1 LTS』を使用して解説を進めてゆきます。

STEP.2 インストーラーを実行してNode.jsをインストールする

インストーラーをダウンロードしたら、早速ファイルを実行して「Node.js」をインストールしてゆきましょう。

Node.jsインストール2
Node.jsのインストール①

インストールの手順は他のWindowsアプリと同じようにインストーラーが自動的に行ってくれるため、とても簡単です。また、基本的には特別なオプションを指定することなくインストールを行えばOKです。

インストール作業はすぐに終わります。スクリーンショットも貼っておきますので、気になったら参考にしてみて下さいね!
Node.jsインストール3
Node.jsのインストール②
Node.jsインストール4
Node.jsのインストール③
Node.jsインストール5
Node.jsのインストール④
Node.jsインストール6
Node.jsのインストール⑤
Node.jsインストール7
Node.jsのインストール⑥
Node.jsインストール8
Node.jsのインストール⑦
Node.jsインストール9
Node.jsのインストール⑧
Node.jsインストール10
Node.jsのインストール⑨

最後に「Finish」を押せば、Node.jsのインストール作業は終わりです。

引き続き、Node.jsがインストールされたかの確認も行ってゆきましょう!

STEP.3 Node.jsがインストールされたかを確認する

最後にNode.jsが無事にインストールされたかの確認を行いましょう。インストールを確認するには、コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。



▼実行コマンド

node -v
Node.jsインストール11
Node.jsがインストールされたかを確認する
コマンドの実行結果にNode.jsのバージョンが表示出来ればOK、インストール作業は終わりとなります。
ここまでの作業、お疲れ様でした!

この記事のまとめ

今回は「Node.js」で出来ることや、Windows10へのインストール方法について詳しく解説してゆきました。



▼Node.jsで出来ること

  • WEBアプリケーションの開発
  • モバイル/デスクトップアプリケーションの開発
  • フロンエンドの開発環境(Gulpなどの実行環境)



▼Node.jsのインストール手順

  1. 公式サイトからNode.jsのインストーラーを入手する
  2. インストーラーを実行してNode.jsをインストールする
  3. Node.jsがインストールされたかを確認する



プログラミング学習のためにぜひ役立てて頂きたい情報です。



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今回は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!